足場工事の仕事はチームワークを活かした組み立て作業です。
主に「くさび式足場」という種類の足場を使っていきます。これはハンマー1本で組み立てができるシンプルな工法で、未経験者でも数ヶ月で基本を覚えることが可能です。
仕事は2~4人のチームで行い、トラックで現場へ向かいます。
材料を下ろして、図面や建物の形状を確認しながら、パズルのように足場を組んでいきます。
支柱やジャッキベース、踏板(アンチ)、手すりなど、それぞれの資材が構造体を成しています。
例えば、最初に地面に設置するジャッキベースは、足場全体の高さや水平を保つための大事な土台。
そこに支柱を立て、手すりや筋交い(ブレース)でしっかり固定していきます。
上にのぼるためのはしご(階段)や、職人が歩く足場板を取り付けて、ようやく完成です。
現場ごとに建物の形も違えば、地面の状態も違います。
そのため、毎回同じことの繰り返しではなく「考えながら組み立てる」作業になります。
慣れてくると「次の部材はこれ」「ここは先に組んでおいた方が早い」といった段取り力も身についてきます。
未経験からスタートしたスタッフも多いです。
将来的には働きながら「足場の組立等作業主任者」などの国家資格を取ることも可能です。
大阪近郊で足場組立工事に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。